2010年9月 のアーカイブ

会社設立日と法人税住民税均等割額

2010年9月30日 木曜日

 明日は10月1日。年度で言えば「下半期」のスタートです。国税庁のホームページによれば、平成21年度の決算月別の申告法人数では、9月決算法人は、3月決算法人に次いで2番目の多さです。やはり日本では「年度」の意識が根強いようです。9月決算の会社を、10月に設立したい方は早めのお問い合わせをお願い致します。

 ここからは、法人住民税均等割額の話です。資本金が1,000万円以下の中小企業では年税額は70,000円です。
 実はこの均等割額、設立初年度は、10月1日設立と10月2日設立では同じ月の設立でも、金額が変わってきます。月割り計算をする際に、1か月未満は切り捨てるためです。
 9月末日決算であれば、10月1日設立の場合はまるまる12か月で計算するので70,000円ですが、10月2日設立の場合は11か月で計算するので64,100円になります。
 つまり、月末日を決算日とすると、「1日設立」と「2日設立」では、1日の違いで1か月分の違いがあるのです。

 あなたなら、きりのいい「1日設立」を選びますか?それとも少しでも税金の少ない(1円を笑う会社は1円に泣く?)「2日設立」を選びますか?

行動分析学

2010年9月21日 火曜日

 今回は、最近読んだ本で興味深かったもののご紹介です。
 簡単に(自分なりの理解で)言うと、「ヒトはなぜ(原因)、その行動をするのか?」といった話です。

 この本によれば、「性格(の名札)」にその「行動のナゼ」を求めるのは注意が必要とあります。私も「あの人は几帳面だから△△だ。」といったことをスグ考えてしまいます。

 『几帳面はいわば性格であり、性格とは、その人のもつ、比較的安定した行動の傾向を分類し、記述する概念』とのことです。
 以下、続けて引用です。
 『性格の名札が行動の原因として不適切であることは、次のように問えばすぐにわかる。「彼は《几帳面》だそうですが、どうしてそうだとわかるのですか」と。
 「約束を守るから」とか、「整理整頓しているから」という答えが返ってきたら、そこでさらに次のように問う。「それでは、どうして彼は約束を守ったり、整理整頓したりするのですか」と。
 その答えが「几帳面だから」であるなら、この説明は循環論に陥っていて、実は説明になっていないことになる。』

 では、行動の原因はドコにあるのか。興味のある方は「行動分析学」に関する書籍をご一読下さい。
「人は、なぜ約束の時間に遅れるのか」  島宗 理 著   光文社新書
「行動分析学入門」              杉山 尚子 著  集英社新書

和紙 OR 普通紙

2010年9月13日 月曜日

 弊社では、いわゆる「電子定款」(電子公証制度による定款の認証)による会社設立を行っています。
 「電子」ではありますが、定款認証の際には会社保存用と法務局提出用に2通、書面による「定款の謄本」の交付申請をしています。

 先日初めて定款の認証をお願いした某県の公証役場の職員の方から、『定款の謄本は「和紙」か「普通紙」が選べる』、と言われました。

 折角(?)なので、「和紙」がどんなものか、法務局提出用の1通を「和紙」で交付してもらいました。
 「普通紙」と比べ、①やや黄色がかっている、②薄い、③裏面がざらざら、といった感じでした。でも、かつてニュース映像で見た、小学生が自分の卒業証書用に作った和紙のように、いかにも「手すき和紙」といった感じではありませんでした(当たり前か)。プリンターとの相性が良くないのか、やや印字が斜めになってたので、会社保存用は「普通紙」で正解でした。

 あなたなら、会社保存用に、どちらを選択しますか?

会社設立の準備・確認

2010年9月6日 月曜日

 会社設立の準備と言われると、「資本金(発起人)」や「取締役」を思い浮かべる方が多いかも知れません。より具体的に発起人や取締役の「印鑑登録証明書」の取得、と言う方もいるでしょう。

 登録や許認可が必要な業種の会社設立では、「資本金」で必要な資産額が判断されたり、「商号」や「目的」にも決まりがあったりと、事前に十分な確認が必要になります。
 また、会社としては条件は満たしているが、必要な資格・経験をもった人材が不足して登録や許認可の申請が出来ない、といった恐れもあります。

 多くの方にとっては、一生に一度有るか無いかの会社設立。会社設立は出来たが、やりたい業務が出来ない、といった事にならないように、事前の準備・確認はしっかりと行いましょう。